ミラー型ドライブレコーダーの購入・取り付け前に知っておくべきポイント

こんにちは!「となりの執事さん」のメカニックです。今回は、ミラー型ドライブレコーダーの購入や取り付けを検討している方々に向けて、知っておくと役立つ事前準備や注意点をまとめてお届けします。取り付けの際に困ったことにならないように、お車に詳しくない方でもわかりやすくご説明しますので、ぜひご参考にして頂ければと思います。

ミラー型ドライブレコーダーとは? 

まず、ミラー型ドライブレコーダーとは、ルームミラー自体がドライブレコーダーとして機能するものです。運転中にミラーとして使用しながら、前方や後方の映像を記録することができるため、車内の美観を保ちながら安全性を向上させることができます。

最近のトレンドとして、前後2カメラモデルが人気を集めています。前方だけでなく後方の映像も同時に記録できるため、追突事故などの際にも後方の映像が証拠として残せます。また、タッチパネル操作高解像度ディスプレイを搭載しているモデルも多く、駐車中の状況確認やバックカメラとしても利用できるのが便利です。

ファミリー層にとっては、ドライブの安全性を向上させるだけでなく、子どもや高齢者の乗降時の安全確認にも役立ちます。

純正交換型ミラー型ドライブレコーダーの作業手順

ミラー型ドライブレコーダーには、既存のルームミラーに取り付ける後付け(バンド装着式)タイプと、純正ミラーを交換する純正交換型の2つのタイプがあります。今回は、純正交換型の取り付け作業について詳しく説明します。

  1. 純正ミラーの取り外し
    最初に、車両に取り付けられている純正ミラーを取り外します。車種によっては特殊な工具が必要な場合があるため、事前に車の取扱説明書を確認しておくことをお勧めします。また、一部の車種やグレードによってはルームミラーに防眩機能AHBセンサーアダプティブハイビーム)などの特殊機能が搭載されている場合があり、これらの機能に対応した取り扱いが必要です。

  2. 車種専用の取り付けステーを確認・準備
    新しいミラー型ドライブレコーダーを取り付ける際には、車種専用の取り付けステーが必要です。多くのドライブレコーダー製品には標準のステーが同梱されていますが、すべての車種に適合するわけではありません。特に、高級車や特定の車種では、専用のステーが必要となることがあるため、事前に車検証に記載されている型式や年式を確認し、適合するかどうか調べておきましょう。もし標準ステーで適合しなかった場合には、お客様ご自身で作業前までに適合するステーを購入・ご用意頂く必要があります。

  3. 新しいドライブレコーダーの取り付け
    専用のステーを使用して、新しいミラー型ドライブレコーダーを取り付けます。この際、カメラの位置を正確に調整することが重要です。前方カメラは適切な視野を確保できる位置に取り付け、リアカメラも後方の映像が正確に記録できるように設定します。

  4. 動作確認
    取り付けが完了したら、必ず動作確認を行います。前後のカメラが正しく録画できるか、タッチパネルやバックカメラの機能が正常に作動するか確認することが重要です。また、駐車監視モードや安全運転支援機能(衝突警報など)が正しく動作するかもチェックします。

事前に確認しておくべきポイント

ミラー型ドライブレコーダーの取り付けに際して、事前にいくつか確認しておくべきポイントがあります。これらを把握しておくことで、取り付け時、その後のトラブルを防ぐことができます。

  1. 車種に合った専用ステーの確認
    純正交換型のミラー型ドライブレコーダーを取り付ける際には、専用の取り付けステーが必要です。車種や年式に応じて適合するステーを選ぶことが求められるため、購入前に車検証を確認し、適合するステーがあるかどうかを調べておきましょう。
    PORMIDO専用取付ブラケット(ステー)適合表

     車検証に記載されている型式や年式をご確認の上、ブラケット(ステー)の適合、注意事項をご確認できます。

    ALPINE取付キット適合表

       車検証に記載されている型式や年式をご確認の上、P2以降で、アーム(ステー)の適合、注意事項をご確認できます。

    MAXWIN 車種適合検索

      車検証に記載されている型式や年式をご確認の上、検索し、ブラケット(ステー)の適合をご確認できます。
  2. 防眩ミラーやAHBセンサーの有無
    一部の車種やグレードによっては、ルームミラーに防眩機能AHBセンサーアダプティブハイビーム)が搭載されている場合があります。これらの機能がある車では、ドライブレコーダーを交換する際にセンサーの配線が切断されると、エラーが発生することがあります。そのため、事前にこれらの機能が車に搭載されているかどうかを確認し、必要に応じてメーカーに問い合わせることをお勧めします。

  3. プロの取り付けサービスの活用
    DIYで取り付けることも可能ですが、特に電源の配線作業や専用ステーの取り付けが必要な場合、プロに任せる方が安全で確実です。Amazonでは、ドライブレコーダーの購入時に私どもの出張取り付けサービスを依頼することができるため、忙しい方でも簡単に取り付けが完了します。プロに依頼することで、トラブルを未然に防ぎ、確実な動作確認を行うことができます。

DIYとプロによる取り付けの違いとメリット

ドライブレコーダーの取り付けは、DIYでも可能ですが、いくつかのポイントでプロに依頼するメリットがあります。

  • プロの経験と技術ドライブレコーダーの取り付けは、配線作業やカメラの角度調整など、細かな技術が必要です。プロに依頼することで、適切な方法で作業が進められ、取り付け後の不具合を防ぐことができます。

  • トラブル対応の安心感:特に高級車の場合、防眩ミラーやセンサー機能に対応した取り扱いが必要となります。プロのメカニックは、こうした車種ごとの特性を理解しており、トラブルが発生した際にも迅速に対応できます。

  • 時間の節約:忙しいファミリー層にとって、DIYでの取り付けは時間がかかることが多いです。出張サービスを利用することで、家にいながら短時間で取り付けが完了し、安心して利用を開始できます。

まとめ

ミラー型ドライブレコーダーは、見た目をスッキリと保ちながらも、前後の映像をしっかりと記録できる便利なアイテムです。しかし、取り付けの際には専用のステーが必要だったり、車種に応じて特殊な機能に対応する必要があるため、事前の準備と確認が重要です。

Amazonで購入する際には、ぜひ出張取り付けサービスも併せて利用し、プロの技術でスムーズに取り付けを完了させましょう。快適で安全なドライブライフをサポートするために、事前準備をしっかりと行い、安心してご利用ください。ご参考までに私たちがこれまでに行ったミラー型ドラレコの取り付けのレポートもあわせてご覧ください。

 

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